健康のためにも毎日飲む水には気を配りたいですよね。浄水器の中でもPFAS除去ができる浄水器をメーカーごとに調べてみました。
浄水器のタイプも据え置き型、蛇口直結型、ビルトイン型(浄水器内蔵水栓含む)、ポッド型でご紹介しています。
PFAS除去ができて初期費用を抑えたいならばは蛇口直結型がおすすめです。
PFAS除去浄水器を探しているとこんなお悩みはありませんか?
⚫︎浄水器で除去されるPFASや除去物質はメーカーによって違うの?
⚫︎自分に合うのはポット型、蛇口直結型、据え置き型、ビルトイン型、どのタイプ?
⚫︎コストを抑えたいけど初期費用はどのくらいかかるの?
自分に合った浄水器をたくさんあるメーカーから探して比べるのは大変ですよね。
そこでメーカーごとにどんなPFAS 除去対応浄水器があるか調べてみました。
⚫︎浄水器メーカー別の除去物質がわかる
⚫︎自分に合った浄水器タイプがわかる
⚫︎初期費用がわかる
についてこれからさらに詳しくご紹介します。
PFAS除去浄水器メーカーと浄水器タイプ
調べてみたところPFAS除去ができる浄水器には大きく分けて4つの浄水器タイプがあります。
- 据え置き型
- 蛇口直結型
- ビルトイン型(浄水器内蔵水栓含む)
- ポッド型
大手のメーカーごとに販売している浄水器タイプとカートリッジ交換時期の目安、除去物質をまとめてみました。
メーカーによってはPFASという表記ではなく除去できる物質を掲載していたので「除去物質(PFAS含む)」でまとめています。(PFOSとPFOAは1万種あるPFASの物質のことです。)
またカートリッジの種類によって除去物質が変わる製品もあるのであくまでご参考としてください。
メーカー名 | 浄水器タイプ | カートリッジ交換時期目安 | 除去物質記載名 (PFAS含む) |
---|---|---|---|
ブリタ | ポット/タンク | カートリッジ1個で150Lの水を濾過 | 塩素、PFOS/PFOA、鉛、銅 |
クリンスイ | ①蛇口直結型/②ポット/③ビルトイン | ①②3か月/③12ヶ月 | 17種〜、PFOS及びPFOA 除去 |
メイスイ | ①据え置き/②ビルトイン | ①②12ヶ月以内 | 19種、 | PFOS及びPFOA 除去
タカラ | ①浄水器内蔵水栓/②ビルトイン | ①3ヶ月(10L /日)〜/②12ヶ月(10L /日) | 7種/16種/19種 |
クリナップ | ①浄水器内蔵水栓/②ビルトイン | ①4ヶ月/②12ヶ月 | 13種〜 |
トリム *電解水素水整水器 | ①据え置き/②ビルトイン | ①②12ヶ月 | 22物質(PFOS/PFOA 含む) |
どのメーカーもPFASや除去物質種類がカートリッジ別に情報があったので確認してみてね
浄水器タイプ別のメリット・デメリット
ここでは浄水器のタイプ別にメリット・デメリットについて調べてみました。生活スタイルや費用などで自分にあった浄水器タイプがわかります。
設置コスト(浄水器の本体価格,設置費用)、カートリッジ交換期限別に浄水器タイプ別で表にまとめてみたので参考にしてみてください。
ポッド型浄水器
ポット型・タンク型は水道水を浄水器に注いで時間を置くと浄水されるので取り付け工事などは不要で簡単に使うことができます。
ただし浄水された水は冷蔵庫に保管し早めに使い切る必要があります。
料理をたくさんする人は一つのポットでは足りない場合も。
ペットボトルで水を買うのをやめたい人はまずはポット型浄水器にしてみるのもいいかもしれません。ポットと交換用カートリッジ付きで5,000円くらいから始めれるのもいいですね。
【こんな人におすすめ】
・取り付け費用を抑えたい人
・引越しの予定がある人
・一人暮らしの人
・飲料用浄水で十分な人
・ペットボトルのゴミを減らしたい人
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蛇口直結型浄水器
蛇口直結型は自分で取り付けが可能な商品が多くポット型より種類もたくさん出しているメーカーが多いです。液晶画面が付いていて使用水量やカートリッジ交換時期がわかるタイプもあります。
蛇口から出る水が浄水処理されているので料理にも使いやすいです。本体価格も4,000円〜15,000円のものが多いのでコストを抑えたい人におすすめです。
【こんな人におすすめ】
・取り付け費用を抑えたい人
・浄水器本体費用を抑えたい人
・料理をするために十分な浄水量が必要な人
工事ができない物件で料理にも浄水を使いたい人におすすめ!
据え置き型浄水器
据え置き型浄水器は自分で設置できる製品が多いので工事の必要がありません。
ポット型、蛇口直結型よりも浄水処理ができる水量が多いため飲料用だけではなく料理用にも使いたい方におすすめです。
その為、本体価格が蛇口直結型よりも高くなります。
シンク上に置くのでキッチン周りが狭くなってしまいますので狭いキッチンの場合はサイズを確認しましょう。
カートリッジが大きいので高性能で交換時期が12ヶ月と長いものが多いです。
価格は本体の機能によって様々ですが30,000円〜300,000円くらいまで幅広いラインナップがあります。
【こんな人におすすめ】
・シンク上に浄水器を置く広さがある人
・飲料用・料理用に使いたい人
・高性能のカートリッジがいい人
・カートリッジが高くてもいい人
・設置工事をしたくない人
・引越しの予定がない人
工事はしたくないけど高性能のカートリッジがいい人は据え置き型がおすすめ!
ビルトイン型浄水器(浄水器内蔵水栓型を含む)
ビルトイン型は浄水器をシンクの下(アンダーシンク)に設置したり蛇口水栓に内蔵をしているために見た目がスッキリとしています。
据え置きタイプのように浄水器をシンク上に置かない為、キッチンを広く使えるというメリットがあります。
カートリッジが大型になるので高性能というのもおすすめポイントです。
またカートリッジが大型になるため交換時期も12ヶ月と長いものが多いです。
取り付け工事が必要になる場合も多いので初期費用が他の浄水器タイプより高くなります。
本体価格は30,000円〜90,000円くらいが多いですがさらに工事費用とカートリッジ代も合わせた金額になるので見積もりを取りましょう。
水の浄化量も多く処理することが可能ですので長期間使用を考えているならビルトイン型も視野に入れることをおすすめします。
【こんな人におすすめ】
・キッチンが狭いので浄水器を隠したい人
・飲料用・料理用に使いたい人
・高性能のカートリッジがいい人
・設置費用が高くてもいい人
・カートリッジが高くてもいい人
・引越しの予定がない人
フィルターが高性能になるから除去できる物質の種類が多い!工事可能な物件におすすめ!
浄水器を買うときに注意すること
蛇口直結型は蛇口の型が合うか確認してから購入する
購入してから「蛇口の形と合わない」「取り付けが難しい」などとなっては大変です。
事前にメーカーのサイトなどで問い合わせをするのもいいでしょう。
そして自分で取り付けできる製品でも取り付けに必要な工具を持っているか確認したほうがいいです。
ビルトイン型、浄水器内蔵型は工事が必要な場合があるので見積もりを取る
浄水器本体価格、カートリッジ料金、取り付け料金がかかります。
ビルトイン型、浄水器内蔵型などは業者でないと取り付けができない浄水器もありますので見積もりを取るようにしましょう。
PFASなどの除去物質種類はカートリッジの性能で変わるので必ず確認
メーカーのサイトでカートリッジのPFAS除去に関する情報を載せているので確認しましょう。
必ず除去物質を載せているページがあるのでサイトを見ても分かりにくい場合はメーカーに問い合わせてみるのもいいでしょう。
初期費用とランニングコストを確認
初期費用だけで考えるとポット型や蛇口直結型が安く費用を抑えられます。
ただし、長期で考えると毎日の使用する水量とカートリッジ費用がビルトイン型や据え置きタイプの方が安くなることもあるかもしれません。
水は生活に欠かせないものですので長期使用を考えてランニングコストを計算するのがいいですね。
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今回調べた結果、浄水器でPFASを含む除去物質はフィルターの性能によって変わることがわかりました。
フィルターは大きさや金額が高い方ほど性能が高くなる傾向にあります。
PFAS除去性能と費用を抑えた浄水器なら蛇口取り付け型がおすすめです。
おすすめの理由をまとめてみました。
・工事の必要がないので費用を抑えられる
・PFASなどの除去物質数がビルトイン型等と遜色無い(フィルターによる)
・飲料用・料理用にも使いやすい
住んでいる物件、使用水量、コストなどご自身のライフスタイルから浄水器タイプを選ぶといいですね。